最近いろんなWebサービスで Markdown(マークダウン)で内容を書くことが増えたのですが、これがすごく便利。
WordPress であれば Jetpack(2.8 以降)を使えば容易に実装可能です。
目次
使い方
まずはJetpackをインストール、WordPress.comアカウントとの連携をしておきます。
あとはJetpackの設定ページから Markdown モジュールを有効化するだけです。
コメント欄で使いたい場合は設定 → ディスカッションから設定します。
カスタム投稿タイプでも Markdown を使いたい場合は以下のコードを functions.php
に記述してください。
(コード内の POST_TYPE
を適用したいカスタム投稿タイプ名にし、複数ある場合はその分増やしてください)
※ 「公開」になっているカスタム投稿タイプ全てに対応するパターンに変更しました。
https://gist.github.com/gatespace/c6406d4c8d607586bdc8
もしくはカスタム投稿タイプ作成時に追加する事も出来ます。
// Register Custom Post Type function custom_post_type() { $labels = array( 'name' => _x( 'Products', 'Post Type General Name', 'text_domain' ), ); $args = array( 'label' => __( 'product', 'text_domain' ), 'supports' => array( 'title', 'editor', 'publicize', 'wpcom-markdown' ), ); register_post_type( 'product', $args ); } // Hook into the 'init' action add_action( 'init', 'custom_post_type', 0 );
Jetpackでの Markdown 記法
代表的な記法は WordPress.com に記載されています。
上記以外に使える記法は公式サイトをご覧ください。
個人的に便利なのはデフォルトの TinyMCE でサポートされていない、<hr>
、<dl>
、<dt>
、<dd>
かな。
リストタグも簡単にかけるのが便利です。
ソースコードのハイライト
Markdownで書いたソースコードのハイライトも出来ます。
Jetpack単体では実現できませんので、プラグイン「SyntaxHighlighter Evolved」や「Crayon Syntax Highlighter」など <pre>
タグ部分をハイライトしてくれるプラグインをインストール有効化しておきます。
- https://wordpress.org/plugins/syntaxhighlighter/
- https://wordpress.org/plugins/crayon-syntax-highlighter/
あとは
```css
#button {
border: none;
}
```
のように書くとハイライトされます。
#button {
border: none;
}
対応している言語は次のリンク先を参考に。
今回の記事は Markdown で書いてあります。
元の投稿データは Gist においておきますので、見比べてみてください。