WordPress界隈でおなじみのプライム・ストラテジーさんの「本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書」を読了しましたので、感想など。

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この書籍の対象者は「WordPressをCMSとして使い、企業サイトを作成したい人」です。
とはいえ、 インストールの仕方や投稿の仕方、各種設定方法などが全く掲載されていない訳ではないのでWordPress初級〜中級者向けでしょうか。
PHPはあまり詳しく無い方でも大丈夫でしょうが、静的なHTMLファイルからWordPressのテーマを作成して行く手順となっていますので、HTML、CSS(静的なウェブサイトが作れる)ぐらいの知識は必要です。

内容・章立てはWordPressのインストールと設定、投稿の入力、静的なHTMLから専用テーマの作成、とここまでは「速習デザイン WordPress 3.x」と同じような内容ですが、違うのは「ビジネスサイト」ということで、ユーザービリティ向上SEO対策アクセス解析プラグイン作成高速化、といった部分に言及していることです。

例えばパンくずやmetaタグのキーワードやディスクリプションなど、ページ単位で内容を変えたい場合、静的なサイトでは簡単に実現できてもWordPress本体のみの機能では簡単にできないことが多くあります(PHPを書いたりプラグインを使わないとできない)。
そういった部分の取り組み方が書いてあり大変参考になります。

個人的には書籍購入前に設定画面があるプラグインを(しかも初めて)作成する必要があり、Twitterで聞いたり、他のプラグインのコードをのぞいたりと試行錯誤して作ったのですが、この本に答えが書いてあり、もっと早く購入しておくべきだったと思いました。

中身を詳しく知りたい方は Amazon の中身検索でどうぞ。
本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書

最後にちょっと要望というか、もう少し配慮して欲しかった点。

テキストエディタやローカル環境の構築について、Windowsの場合しか言及していなかったのが不満です(びっくりするぐらいMacユーザーへのフォローがない)。

例えばXAMPPの説明で、端書きでもかまわないので「Mac版もありますよ」としたり、エディタについても「Macの場合は日本語Codex見てね」などの説明が欲しかったです。

紙面の都合上Windowsのみの記述になるのは理解できますが、 この本を読むであろうWebデザイナーにはMacユーザーって相当数いると思うので(私もMacユーザーです)、そういったMacユーザーへのフォローが欲しかったです。

ということでMacユーザーはエディタは日本語Codex掲載の mi などを使い、XAMPP for Mac OS X を使いましょう。

(ちなみに私はMacユーザー歴10数年。エディタにはJedit X、ローカル環境にはMAMPを使っています。)