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網元(AMIMOTO)ファミリーの紹介

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AMIMOTO Advent Calendar 2015 16日目です。

今日は AWS Marketplace にある 網元(AMIMOTO)ファミリーを紹介します。

網元(AMIMOTO)ファミリー

AWS Marketplace から網元(AMIMOTO)AMI をインストールする場合「検索窓にAMIMOTOを入れて検索してください」と案内しています。
(WordPressで検索しても1ページ目に表示されますが他社提供のものもあるので)

結果、ご覧のように現時点で6つのAMIが表示されます。

全てデジタルキューブで提供しているWordPress入りAMIなのですが、 VPC、OS、ミドルウェア、内包されているプラグインなどで中身が異なります。もちろん利用目的も異なるものもありますので、個別に紹介します。

WordPress powered by AMIMOTO (HVM)

現行世代のインスタンスに対応した、 HVM版 と呼ばれる一番利用されている網元です。マネージドホスティングもこれがベースになっています。
EC2-VPCが必要となり、AWSアカウント作成時期によっては予めVPCを用意する必要があります。

AWSの無料対象枠でもある t2.micro インスタンスを利用するのであれば、HVM版を選びましょう。

WordPress powered by AMIMOTO (HHVM)

上記の HVM版と異なり、PHPランタイムに HHVM を利用しています。
性能の比較は網元公式サイトをご参照ください。

「落ちない」「速い」HHVM版ですが、性能の低いインスタンス(T2ファミリー)の場合、メモリスワップを起こしやすいので c3.large インスタンス以上での利用がおすすめです。

月間で 500,000PV 以上あったり1日あたりの記事公開数が多い、ブログやメディアサイトなどを運用している場合におすすめです。

WordPress Powered AMIMOTO (HTTP/2) Next Generation Preview AMI

上記のHHVM版でも利用している HHVM に加えて通信プロトコルに HTTP/2 を採用したバージョンです。技術的な説明は省きますが、レスポンスがすごく速い です。

株式会社 ICS 様 | 主要取引先 | 超高速 WordPress AMI AMIMOTO
NEW: WordPress Powered by AMIMOTO (HTTP/2) Next Generation Preview AMI

現在、プレビュー版としての提供となっています。HHVM 版と同じく c3.large インスタンス以上での利用がおすすめです。
また、SSL 証明書が必要です。既にSSL証明書を持っていてレスポンスを改善したいウェブサイトにはおすすめです。
お手軽にSSL証明書を用意できる記事を @wokamoto さんが書かれていますので、参考にどうぞ。

WooCommerce Powered by AMIMOTO (HHVM)

HHVM版に WooCommerce をプリインストールした網元です。
WordPress + eコマース + AWS 使いたい人向け。

ちょうど、デジタルキューブ期待の新人ヒデくんが記事を書いていますのであわせてどうぞ

ちょっとマイナーな網元AMI

WordPress powered by AMIMOTO (PVM)

記念すべき網元第1号ですが、AWSの旧世代インスタンスのみの対応となっています。
利用できるインスタンスの性能や利用料金も鑑みると、すでに利用している人もHVM版への移行をしたほうが良いでしょう。

WordPress powered by AMIMOTO_RHEL

OS が Amazon Linux ではなく Red Hat Enterprise Linuxです。
こちらもAWSの旧世代インスタンスのみの対応ですし、全てのリージョンでは提供していません。
Red Hat Enterprise Linux での利用経験がある方は特に問題ないと思いますが、PVM と同じく OS にこだわりがなければHHM版の利用をお勧めします。


以上が網元(AMIMOTO)ファミリーになります。

AWS Marketplace では各AMIにユーザーが評価とコメントつけることができます。
一部、網元公式サイトでも紹介していますので、利用した感想などぜひお寄せください。

それでは良き網元(AMIMOTO)ライフを!

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